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16年前の強殺容疑で47歳男逮捕「手っ取り早くお金を」

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16年前の強盗殺人事件のあった現場のアパート=15日、東京都足立区
16年前の強盗殺人事件のあった現場のアパート=15日、東京都足立区

 約16年前に東京都足立区のアパートで住人の会社員、成嶋健太郎さん=当時(23)=が殺害されて財布などが奪われた事件で、警視庁捜査1課は21日、強盗殺人などの容疑で、台東区千束の無職、川瀬直樹容疑者(47)を逮捕した。川瀬容疑者は先月8日に浅草署に出頭し、事件への関与をほのめかしていた。調べに「手っ取り早くお金を手に入れようと考え、単身者の多いアパートを狙った」などと供述し、容疑を認めている。

 捜査関係者によると、川瀬容疑者は成嶋さんと面識はなく、当時は現場近くの公園で寝泊まりしていたという。「アパートの部屋のインターホンを片っ端から押して、出てきた男性を包丁で切りつけた」などと供述しており、無差別に犯行に及んだとみられる。

 逮捕容疑は平成14年12月21、22日の間、アパートで応対した成嶋さんの頭に、持っていた刃物で切りつけるなどして殺害し、現金の入った財布などを奪ったとしている。凶器の刃物を包んでいたとみられる紙片に残されていた不鮮明な指紋を、事件後導入の技術で鮮明化したところ、川瀬容疑者の指紋と一致した。

 成嶋さんは21日、千葉県内の実家に「これから帰省する」と電話した後に連絡が取れなくなり、心配した家族が22日にアパートを訪れて遺体を発見した。顔や背中などに刃物による切り傷や刺し傷があり、頭には鈍器で複数回殴られたような痕があった。死因は脳幹部の損傷だった。

 成嶋さんの実家近くの70代女性は「誰にでも明るくあいさつするおばあちゃん思いの良い子だった。数年前に亡くなったおばあちゃんや、ご両親の気持ちを考えると言葉が出ない」と声を詰まらせた。親族の女性は「犯人が逮捕されても、彼が帰ってくるわけではない」と言葉少なに語った。

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