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巡査部長が先輩への嫌がらせに捜査資料を破棄 新潟県警

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 新潟県警は18日、県警本部に保管されていた窃盗事件に関する捜査資料を意図的に破棄したとして、刑事部に所属する男性巡査部長(28)を同日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。巡査部長は調べに対し「先輩の指示や指導が面白くなかったので、困らせてやろうと思った」などと供述している。警察職員が嫌がらせのために捜査資料を破棄する事件は異例で、巡査部長は同日付で依願退職した。

 巡査部長は昨年9月上旬~10月中旬、所属する部署の先輩警察官が担当していた4件の窃盗事件に関する資料を持ち出し、4回に分けてシュレッダーやゴミ箱に破棄したとしている。

 破棄された資料は5点で、いずれも事件現場で採取された指紋や足跡に関するものだった。県警は資料が破棄された事件のうち、3件についてはすでに容疑者を検挙しているが、残りの1件は容疑者の検挙に至っていない。 

 巡査部長は犯行直前の8月に当時の部署に着任したばかりで、先輩警察官による書類の書き方などの業務上の指導に不満を抱き、直属の上司にもその旨を訴えていたという。県警はその後の調べなどを踏まえ、「(先輩警察官の)指導については、まったく問題がなかったと認識している」としている。

 県警本部は18日付で、巡査部長を新潟地検に書類送検しており、県警の岡本義美首席監察官は「誠に遺憾であり、関係者と県民に深くおわびする。今後、職員に対する業務管理・指導を一層徹底し、信頼回復に努める」とコメントした。

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