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総連系保険会社資産隠し 債権回収妨害疑い、幹部ら2人立件へ

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 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の保険会社「金剛保険」(東京都荒川区)が整理回収機構(RCC)の債権回収を不正に免れるため、資産を隠したとして、警視庁捜査2課が強制執行妨害の疑いで金剛保険の幹部ら2人を立件する方針を固めたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。11日にも書類送検する。

 捜査関係者によると、幹部ら2人は共謀し、平成28年12月、同社の関連口座から約800万円を引き出して資産を隠し、債権回収を妨害した疑いが持たれている。

 金剛保険は、乱脈融資で10年前後に相次いで経営破綻した各地の朝銀信用組合(朝銀)の一つである「朝銀東京信用組合」(破綻)に約10億円の債務があった。関係者によると、朝銀から債権を引き継いだRCCが回収を進めていたが、金剛保険からの返済は滞っていたという。

 2人が資金を引き出す直前には、RCCからの申し立てを受けて東京地裁が預金約1億3千万円の差し押さえを決定。決定から3日間で、同社関連の約50口座から預金計約1億3千万円のうち約8千万円が引き出されており、2人が引き出した疑いが持たれている約800万円はこの一部とみられる。

 捜査2課は29年12月、金剛保険の本社や全国の支店、関係者の自宅などを同容疑で一斉に家宅捜索。押収した資料を分析して資金の流れを調べていた。

 登記簿や公安関係者によると、金剛保険は昭和52年に設立。在日朝鮮人向けの損害保険や生命保険を主な業務とし社員は200人近くで全国に30カ所以上の支店がある。朝鮮総連関連の唯一の保険会社として総連関係者が専従。東京都千代田区の朝鮮総連中央本部側から運営などの指示を受けるなどしていたとされる。

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