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震災24年 神戸市遺族代表、柴田さんが仁川学院で講演

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高校生に阪神大震災の記憶と教訓を語りかける柴田大輔さん=10日午前、西宮市(中川三緒撮影)
高校生に阪神大震災の記憶と教訓を語りかける柴田大輔さん=10日午前、西宮市(中川三緒撮影)

 阪神大震災から24年となる17日に神戸市中央区の東遊園地で開かれる市主催の追悼行事で、遺族代表として追悼の言葉を述べる同市長田区の自営業、柴田大輔さん(31)が10日、西宮市甲東園の仁川学院高校で特別授業を行った。柴田さんは生徒らに震災で幼い弟2人を亡くした経験を話し、「災害は1人では乗り越えられない。人とのつながりを大切にしてほしい」と訴えた。

 仁川学院は震災で校舎が半壊するなどの被害があり、防災意識の向上のため、毎年1月17日前後に講演会などを行っている。今年の講演会には2年生ら約270人が参加した。

 柴田さんは震災当時小学1年で、神戸市長田区の文化住宅1階に住んでいた。震災で2階部分が崩れ家族5人が下敷きになり、弟の宏亮(ひろあき)ちゃん=当時(3)=と知幸ちゃん=同(1)=を失った。

 講演で柴田さんは、約6時間後にがれきの中から助け出されたことや、自衛隊によって焼け落ちた住宅から弟の遺体が掘り出されたことなどを語り、震災で焼け野原になった長田区の写真も紹介。生徒らに「災害はいつ起きるかわからないので、家族で避難場所を決めたり、近所の人とのつながりを大切にしてほしい。高校生でも何かできることはないか積極的に考えて」と呼びかけた。

 2年の藤岡未有さん(17)は「自分も弟が2人いるので、柴田さんの話を聞いてつらかった。これからはもっと家族とコミュニケーションを取って、自分にできることを考えたい」と話した。

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