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県警本部と「虐待疑い」情報共有なし 事件化判断に遅れ?

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 長男は29年3月に退院。児相は、父親が今後揺さぶり行為をやらないことや定期的に長男の様子を報告することなどを約束したため、長男の一時保護を解除し、両親の元に戻した。しかし一家が同6月に横浜市旭区に一時引っ越して間もなく長男は死亡。県警本部が事態を把握したのはこの際だった。

 県警関係者は取材に「児相が保護していた時点で事件性があるか分からなかった」と弁明した上で「本部に伝えなかったのは事実だ」と認めた。

 揺さぶりによる児童虐待をめぐっては、生後1カ月の次男を揺さぶって死なせたとして傷害致死罪に問われた父親について、大阪地裁が30年11月に無罪判決を言い渡した。事件性の判断や立証に高いハードルが存在するのも事実だ。

 別の捜査関係者は「虐待は密室でのできごと。事件性の見極めや立証については警察も慎重な判断を迫られる」とした上で、「『迷ったら介入する』との積極的な対応が求められる」と話した。

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