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県警本部と「虐待疑い」情報共有なし 事件化判断に遅れ?

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 平成28年12月に当時生後1カ月の長男を激しく揺さぶり、約半年後に死亡させたとして、神奈川県警は10日、傷害致死の疑いで、同県厚木市に住む父親(26)を逮捕した。長男の病院搬送時に「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)」の症状が見られたにもかかわらず、地元の警察署と県警本部との間で「虐待の疑い」の情報が共有されなかった。事件化の判断が遅れた可能性がある。

 捜査関係者によると、平成28年12月17日夜、父親が「ぐったりしている」と母親とともに長男を厚木市内の病院に搬送。長男にはSBSの症状があり、CTスキャンでも脳に強く揺さぶられたような痕跡を確認。将来障害が残る可能性が高いと診断された。父親は「大泣きしたので自分が揺すった」と説明した。

 県警は、人身安全対策課(事件当時は人身安全事態対処室)に児童虐待などに関する情報を集約しており、各警察署は原則、全ての同種情報の報告を求められている。

 長男の搬送後、児童相談所は一時保護を決定。厚木署は児相を通じて状況を把握していたが、父親が虐待の意思について否定したことや長男の体に虐待を受けたような痕跡がなかったことなどから、県警本部に報告しなかった。

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