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海底地名、日本の73件承認 中国分は却下

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 海底地形の公式名を決める国際会議「海底地形名小委員会」(SCUFN、スカフン)が、沖ノ鳥島(東京都小笠原村)の周辺海域などで日本が命名を申請している地形名75件中、73件を承認したことが4日分かった。日本の排他的経済水域(EEZ)周辺で海底地形名の命名を加速している中国は沖ノ鳥島南方の「九州パラオ海嶺(かいれい)」海域で4件の命名を申請したが、いずれも認められなかった。

 スカフンが4日公表したリポートによると、日本は昨年10月に行われた会議で沖ノ鳥島周辺や九州パラオ海嶺、南鳥島(小笠原村)周辺の各海域で、75件の地形名を申請した。

 このうち沖ノ鳥島や九州パラオ海嶺周辺では、中国と提案が重複した1件と、「沖ノ鳥島海陵(かいりょう)」の名称の再検討を求められた1件をのぞき、「おとめ座海山」や「しし座海山」といった星座などの名称をつけた35件が承認。南鳥島周辺では38件がすべて承認された。

 一方、沖ノ鳥島を「岩」と主張し、大陸棚やEEZの存在を否定する中国が同海嶺周辺で申請した4件はすべて承認されなかった。中国は2017年、同海嶺南部海域の南端周辺で6件の命名を承認されたが、スカフンは今回、同海域で権利を主張する日本などの関心事項にあたると判断、協議を求め承認しなかった。

 中国が過去に日本のEEZ内で公式名を申請した例はないが、昨年12月に沖ノ鳥島周辺の日本のEEZ内で無許可の海洋調査実施するなど、活発な活動を続けており、政府は警戒を強めている。

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