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レンタカー利用の無差別殺傷 万全の対応は困難 「現実的な脅威」

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軽乗用車が進入し、ビルに衝突した原宿・竹下通りの現場(左)=2日午前、東京都渋谷区
軽乗用車が進入し、ビルに衝突した原宿・竹下通りの現場(左)=2日午前、東京都渋谷区

 車両を用いた無差別殺傷事件は後を絶たず、これまでも国内外で繰り返されてきた。犯行準備が容易で、高い殺傷能力があるのが特徴。東京・原宿の竹下通りで1日未明に発生した事件でも、住所、職業不詳の日下部(くさかべ)和博容疑者(21)が運転した軽乗用車が歩行者を次々とはね、大けがを負わせた。警察当局は2020年東京五輪・パラリンピックに向けて車両突入テロ対策を強化しているが、人出が多くない時間帯や場所などカバー範囲は広く、現状では万全の対応は困難だ。

 平成17年4月、仙台市青葉区のアーケード街でトラックが暴走、3人が死亡し4人が重傷を負う事件が発生。7人が死亡、10人が重軽傷を負った20年6月の東京・秋葉原無差別殺傷事件では、歩行者天国にトラックが突っ込んだ。

 仙台、秋葉原の2事件に加え、今回の事件でもレンタカーが用いられた。警察当局はレンタカー業者に利用者の身分証確認の徹底を要請、言動に不審点があれば警察に連絡するよう求めてきた。ただ、日常の移動手段である車両は犯行のために準備しても計画が露呈する可能性は低く、課題が改めて浮き彫りになった。

 また、今回の事件で、軽乗用車が進入した竹下通りの入り口に、防護柵の設置などの措置は取られていなかった。明治神宮への初詣のために車両通行禁止の交通規制は実施されていたが、未明の時間帯で人影がまばらだったためだ。

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