PR

ニュース 社会

3つの山口組、切り崩し加速へ 初詣に四字熟語指針

Messenger

 神戸側と任侠側は同県淡路市と尼崎市にあったそれぞれの本拠事務所が、周辺住民による暴力団追放運動の結果、昨年までに相次いで閉鎖に追い込まれた。

 このため、神戸側は昨年12月、国家公安委員会が新たに本拠に指定した神戸市中央区のビルで事始め式を開催。任侠側は兵庫を遠く離れ、長野県内にある傘下組織の組事務所で開くことを余儀なくされた。

 ある警察関係者は「山口組の各勢力は弱体化している。このまま組側に圧力をかけ続けることが重要だ」と話す。

“融和工作”にもメス

 神戸側と任侠側が本拠事務所を閉鎖せざるを得なくなった理由は、裁判所による仮処分決定だ。組事務所閉鎖を望む周辺住民の意向を受けた県の外郭団体が、暴力団による事務所の使用禁止を求める「代理訴訟」を起こした末に出された。決定に反すれば、組側に制裁金が科される可能性もあるため、「組事務所の追放に極めて有効で、警察として今後も後押しを続ける」(警察関係者)という。

 警察当局では今年、自治体側と連携し、組事務所周辺の住民に対する“融和工作”にもメスを入れる。

 六代目側はほぼ毎年、10月31日に総本部を開放してハロウィーンイベントを開催。組幹部らがかぼちゃのマスクなどで仮装して子供らに無料で菓子を配布してきた。

 昨年菓子を受け取った子供らは約1千人に上るとされ、警察から対応を求められた神戸市教委でも、「犯罪収益で購入された菓子が配布された恐れがある」として問題視。今年はイベントに参加しないよう、子供や保護者に働きかける意向を示している。

 警察関係者は「神戸側と任侠側の本拠事務所の閉鎖は、六代目側にとっても人ごとではないはず。自治体や民間団体とも連携し、年明け以降に適切な手段を講じたい」と話している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ