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スプレー缶穴開け、火災の原因に 自治体「やめて」

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スプレー缶等による火災の月別発生件数
スプレー缶等による火災の月別発生件数

 可燃性ガスなどが入ったスプレー缶やカセットボンベが原因となる火災は、暖房器具やカセットこんろを使用する冬場に頻発している。廃棄の際にガスを出し切ろうとして缶に穴をあけ、勢いよく噴出して周囲の火気によって火災に発展するケースも多く、札幌市など多くの自治体では、各家庭に穴をあけないよう要請している。

 スプレー缶はガスが残留した状態では引火する危険があり、中身を空にしてから廃棄することが求められている。ただ、その一方で火気のある屋内で中身を空にする作業は火災、爆発の危険を伴う。

 東京消防庁によると、平成20~29年の過去10年間に、管内でスプレー缶やカセットボンベを原因とした火災は1408件発生。月別では1月と12月が200件超と突出している。缶の穴あけ作業が原因とみられる火災が目立ち、昨年は72件中21件と全体の約3割を占めた。

 今回の爆発事故が起きた札幌市では27年5月、2人が死亡した民家火災の焼け跡から、穴があいたスプレー缶約15本と工具を発見。当時、札幌市は家庭ごみの排出ルールで「風通しが良く、火気のない場所で穴をあけて」としていたが、現在は穴をあけずに中身を使い切り、ごみに出すよう呼びかけている。

 スプレー缶の事業者らでつくる一般社団法人「日本エアゾール協会」はホームページ上で不用意に穴をあける行為は危険とし、ガス抜きキャップを使ってガスを抜く▽火気のない風通しの良い屋外で作業する-などを呼びかけている。

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