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「隕石が落ちたのかと…」 爆発事故から一夜明け

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爆発事故から一夜明けた現場=17日午前8時38分、札幌市豊平区(杉浦美香撮影)
爆発事故から一夜明けた現場=17日午前8時38分、札幌市豊平区(杉浦美香撮影)

 「隕石(いんせき)が落ちたのかと思った」。42人の負傷者を出した札幌市豊平区での爆発から一夜明けた17日、その威力に住民らは言葉を失っていた。

 最も被害が大きかった不動産店はほとんど跡形もなくなっており、看板の一部が通りを超えて飛び散っていた。近くにはファミリーレストランの看板の文字も落ちている。2階部分が落ちた飲食店裏の15階建てマンションでは、爆発の影響からか、13階の部屋の窓も割れていた。

 道路には規制線が張られバスが通行できなくなった。臨時のバス乗降場所では、バス会社の関係者が立ち、通行人に声をかけていた。

 「隕石が落ちたかと思うような音だった。15分ぐらいすると火の手が上がり、火花がベランダにまで飛んできた。火災が移るのではないかと生きた心地がしなかった」。現場から通りをはさんだ向かいのマンション13階に住む不動産会社経営、渡辺祥平さん(36)は昨晩の衝撃を語った。

 停電で部屋は真っ暗に。妻の清子(せいこ)さん(36)と1歳の長男、11月に生まれたばかりの次男と4人で、渡辺さんは不安な一夜を明かした。暖房は切れたが、9月の北海道胆振(いぶり)東部地震の後に購入していた、カセットボンベで動くポータブルガスストーブで暖をとったといい、「これがなかったら大変だった。早く原因が知りたい」。

 数百メートル離れたマンション1階に姉が住むパート勤務、加藤裕子さん(39)は、「現場そばのマンション1階に住む姉の猫が、タンスに上がったままおびえて下りてこない。避難指示がでているが、(姉は)猫のために自宅に戻った」と心配そうだった。

 近くの美容室店長(40)は「閉めていた店のシャッターがゆがみ、内側のガラスが割れていた。今日は午前9時から予約でいっぱいだったが、店舗に入ることができず、お客さまにも連絡できない」と困惑していた。

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