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「中身知らない」弁解退ける 受け子逆転有罪判決

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「受け子」の詐欺罪は成立するのか
「受け子」の詐欺罪は成立するのか

 特殊詐欺事件の被害金を宅配便で受け取ったとして詐欺罪などに問われ、2審で無罪になった「受け子」の無職、村田志朗被告(44)=相模原市=の上告審判決。最高裁第3小法廷(宮崎裕子裁判長)は11日、特殊詐欺事件で宅配便の中身を知らなかったと主張した「受け子」の被告に、逆転有罪を言い渡した。

 最高裁は明らかになっている事実から「被告は詐欺に当たる可能性を認識していた」と推認し、詐欺罪の成立を認定。判決は特殊詐欺事件の摘発を目指す捜査当局や、全国の裁判所の司法判断にも大きな影響を与えそうだ。

 「何らかの犯罪行為に加担している認識はあった」。1審鹿児島地裁は被告のこの供述を重視し、詐欺罪の成立を認定したが、2審福岡高裁宮崎支部は「誰もが特殊詐欺と関連づけて考えられるとはいえない」と判断、逆転無罪とした。

 上告審で焦点となったのは、被告に特殊詐欺の被害金という認識があったかどうかだ。被告側は「中身が詐取された現金だとは知らず、拳銃や薬物だと思った」と主張。捜査関係者によると、詐欺グループの上層部が受け子に入れ知恵し、受け子が「中身は知らない」と主張するケースは少なくないという。

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