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ユーチューブに警察無線の音声か 警視庁が経緯捜査

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 警視庁の警察無線でのやり取りとみられる音声が11月、動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開されていたことが8日、同庁への取材で分かった。音声には、平成21年に東京都内で起きたひき逃げ事件に関係するとみられる車のナンバーや所有者の名前などの個人情報も含まれていた。警察無線は暗号化されているため外部から聞くことは極めて困難とされ、同庁は経緯を調べている。

 警視庁によると、音声は同一のタイトルで3本投稿され、11月中旬、外部からの通報で発覚した。音声の中で警察の専門的な用語が使われていたことや、当時の記録との照合などから、通信指令本部とパトカーなどの間で交わされたやりとりとみられると判断した。同庁がサイトを運営するグーグルに依頼し、音声は今月7日までに削除された。

 捜査関係者によると、音声が本物である場合、無線通信の内容を漏らすことなどを禁じた電波法に違反する疑いがあるという。

 警察無線は昭和59年の「グリコ・森永事件」などで犯人側が傍受したことがきっかけとなり、アナログ方式から傍受が困難なデジタル方式に切り替えられた。しかし平成10年に警視庁公安部が摘発した革マル派の「浦安アジト」(千葉県浦安市)で傍受されていたことが発覚するなどし、警察当局は無線装備の改良や運用の改善を続けてきた。

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