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田園型事故招く「コリジョンコース現象」…栃木県警が対策本腰

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田園型事故対策で等間隔で設置された白いポール=5日、下野市橋本の交差点(根本和哉撮影)
田園型事故対策で等間隔で設置された白いポール=5日、下野市橋本の交差点(根本和哉撮影)

 田園などの見通しの良い交差点で出合い頭に衝突する事故(田園型事故)が多発しているとして、栃木県警は同県下野市内交差点付近の道路脇に白いポールを等間隔で設置した。交差点に入る車同士が錯覚により互いの接近に気付かないのが原因とされ、等間隔に並んだポールを置くことで車の動きを認識しやすくするのが狙いだ。一見、何の変哲もないこのポールが事故防止に一役買うという。

 田園型事故は「コリジョンコース現象」と呼ばれる現象が原因で発生する。人間の視野の特性で、交差道路を等速で接近する車は視界の中で角度が変化しないため、動いていると認識できなくなる現象だ。視界が良いためスピードを出しがちになることも重なり、死亡事故につながることが多い。県内では同型事故で昨年1年間に6人、今年に入ってからも2人が死亡。県警が対策に乗り出した。

 事故防止のためのポールを立てる場所として選ばれたのは、同型事故で2年間で2人が死亡した同市橋本の交差点。県警と下野市は11月、主道路側の交差点から30メートル離れた地点に、8メートル感覚で両側に高さ2・6メートルの白いポールを20本設置した。ポールによってドライバーの視界から車が一定間隔で遮られ、車を「動いているもの」として認識することができるという仕組みだ。千葉県では6カ所に設置され、1年間で事故がゼロになるなど効果は実証済みという。

 実際に走ってみると、確かに交差道路の車の動きが分かりやすく、減速や一時停止などの対策が取りやすいことが分かる。

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