PR

ニュース 社会

前南相馬市長が被害証言 福島、原発事故住民訴訟で

Messenger
福島第1原発事故で東電に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論のため、福島地裁いわき支部に向かう桜井勝延氏=5日午前
福島第1原発事故で東電に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論のため、福島地裁いわき支部に向かう桜井勝延氏=5日午前

 東京電力福島第1原発事故で一部が避難区域となった福島県南相馬市の住民151人が、東電に計約37億円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が5日、福島地裁いわき支部(名島亨卓裁判長)であり、事故当時に市長を務めていた桜井勝延氏の証人尋問を実施した。住民側が申請していた。

 桜井氏は事故発生直後、国から何の連絡もないまま避難指示をテレビで知り、市単独で避難用のバスを手配した状況を証言。一部自治体には国が手配の援助をしていたことを後日に知り「悔しい、腹立たしい思いだった」と語った。

 桜井氏は事故直後から政府や東電の対応を厳しく批判。動画投稿サイト「ユーチューブ」で世界に向け窮状や支援を訴え、米タイム誌で「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。今年1月の市長選で落選した。

 原告は南相馬市の旧避難区域に自宅があった47世帯151人。避難により地域コミュニティーが破壊されたとして、ふるさと喪失・変容の慰謝料などを求め2015年に提訴した。同市では帰還困難区域を除き、避難指示が解除されている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ