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睡眠剤混入事件 准看護師の被告に懲役24年判決 千葉地裁

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波田野愛子被告
波田野愛子被告

 平成29年に千葉県印西市の老人ホームで睡眠導入剤入りの飲み物を飲んだ職員ら4人を含む男女6人が交通事故などで死傷した事件で、殺人や殺人未遂などの罪に問われた元職員の准看護師、波田野(はたの)愛子被告(72)の裁判員裁判の判決公判が4日、千葉地裁で開かれ、坂田威一郎裁判長は懲役24年(求刑懲役30年)を言い渡した。

 同僚らが事故死しても構わないという殺意があったかどうかが争点で、検察側は准看護師として睡眠導入剤の効果を熟知した上で「危険な居眠り運転で事故を起こし、死亡するかもしれないが、それでも構わないという意思があった」と主張。弁護側は睡眠導入剤を飲ませたのは「嫌がらせのためで、殺意はなかった」として傷害罪の適用を求めていた。

 起訴状によると、波田野被告は29年2月、老人ホームの同僚だった山岡恵子さん=当時(60)=に睡眠導入剤を混ぜた飲み物を飲ませて交通事故を起こさせ、山岡さんら男女2人を殺傷。同年5~6月にも別の同僚ら男女3人に睡眠導入剤を飲ませて交通事故を起こさせるなどし、計4人に重軽傷を負わせたとしている。

 同年6月、同僚女性(39)が波田野被告が飲み物に液体を混入する様子を撮影し、千葉県警がこの女性への傷害容疑で逮捕。山岡さんに睡眠導入剤入りの飲み物を飲ませて事故死させたなどとして2回再逮捕した。千葉地検は鑑定留置後の同年12月、殺人罪などで起訴した。

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