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国に9千万円賠償命令 横田騒音、飛行差し止めは認めず

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 米軍横田基地(東京都)の周辺住民144人が、米軍機と自衛隊機の夜間・早朝の飛行差し止めと、過去の騒音被害や飛行継続で生じる将来分の被害を訴え、国に賠償を求めた第9次横田基地公害訴訟の判決で、東京地裁立川支部は30日、過去の被害に対する賠償として計9567万円の支払いを国に命じた。飛行差し止めや将来分の賠償責任は認めなかった。原告側は控訴する方針。

 判決で見米(みこめ)正裁判長は、運航に公共性を認めた上で「周辺住民への見過ごせない不公平が存在する。国の防音対策は不十分」と指摘。訴訟が繰り返され、賠償命令判決が出ても抜本的な防止策を講じない国の姿勢を批判した。

 原告側は今回、基地に10月に正式配備された米空軍輸送機CV22オスプレイによって「事故の危険性や騒音被害が増す懸念が高まった」と訴えたが、判決は「不安感、恐怖感を強めているのは理解できるが、事故の危険性は抽象的」と退けた。

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