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地面師事件、8人を詐欺容疑で再逮捕 警視庁

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警視庁新宿署に入る羽毛田正美容疑者=16日午前、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)
警視庁新宿署に入る羽毛田正美容疑者=16日午前、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)

 住宅大手の積水ハウス(大阪市)が被害に遭った東京都内の不動産をめぐる地面師事件で、警視庁捜査2課は26日、詐欺と偽造有印公文書行使の疑いで、土地所有者の女性になりすました無職、羽毛田(はけた)正美容疑者(63)ら地面師グループの男女8人を再逮捕した。羽毛田容疑者は「間違いない」と容疑を認め、他の7人は否認している。

 今回の事件で、詐欺容疑の適用は初めて。8人の逮捕容疑は昨年3月下旬~6月上旬、品川区西五反田の旅館跡地(約2千平方メートル)について、積水ハウスに虚偽の土地取引を持ちかけ、計約63億円をだまし取ったとしている。

 捜査関係者によると、8人は、取引を信用させるため同社側に羽毛田容疑者の写真を貼った所有者名義の偽造旅券を提出。同社は仮登記申請が認められたことから手付金14億円を渡し、その後、残金を支払った。

 同社は約63億円のうち、分譲マンション代金として地面師グループから預かっていた約7億5千万円をのぞく約55億5千万円を回収できず、特別損失として計上した。

 同課はこれまで、所有者名義の変更目的で法務局に偽造委任状を提出したなどとしてグループの15人を逮捕。計画を立案した内田マイク容疑者(65)や、主犯格の1人で詐取金分配役の土井淑雄(よしお)容疑者(63)ら残る7人についても詐欺容疑での立件に向けて捜査を進める。他に、カミンスカス操容疑者(58)を国際手配して行方を追っている。

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