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積水ハウス55億被害地面師事件 主犯格の一人を逮捕 警視庁

積水ハウスが「地面師」の被害に合いだまし取られた土地=東京都品川区西五反田(寺河内美奈撮影)
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 住宅大手の積水ハウス(大阪市)が約55億円の被害に遭った東京都内の旅館跡地の取引をめぐる地面師事件で、警視庁捜査2課は21日、偽造有印私文書行使と電磁的公正証書原本不実記録未遂の疑いで、東京都中央区、会社役員、土井淑雄(よしお)容疑者(63)を逮捕した。積水ハウスから入手した金を地面師グループ内で分配するなど、主犯格の一人とみられている。

 事件での逮捕は15人目。土井容疑者は先月、産経新聞の取材に「何をやっていたのか知らなかった」と関与を否定していた。

 土井容疑者は先月16日の捜査2課による強制捜査前に自宅を出たまま行方が分からなくなっていた。関係者によると、警視庁の捜査員が21日朝、東京都港区にある知人のマンションを訪ねた土井容疑者を発見し、身柄を確保したという。

 逮捕容疑は昨年6月、東京都品川区西五反田の土地(約2千平方メートル)の売買をめぐり、所有者の名義を変更するため東京法務局品川出張所に偽造した委任状などを提出し、虚偽登記をしようとしたとしている。

 捜査関係者によると、土井容疑者が拠点としていた墨田区内のビルの一室には、地面師グループの複数のメンバーが出入り。捜査2課は7月、この部屋を家宅捜索し、事件に使われたとみられる銀行口座の通帳などを押収していた。

 捜査2課は、実行グループをまとめるなど、もう一人の主犯格で強制捜査前にフィリピンに出国したカミンスカス操(みさお)容疑者(58)=国際手配=の行方を追っている。

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