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粉塵爆発の連鎖が原因 静岡の15人死傷工場火災

記者会見で事故原因について説明する荒川化学工業の宇根高司社長(右から2人目)=20日午後、大阪市
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 静岡県富士市の荒川化学工業富士工場で昨年12月、2人が死亡し13人が重軽傷を負った爆発火災で同社は20日、粉塵(ふんじん)爆発の連鎖が原因とする検証結果を発表した。大阪市の本社で記者会見した宇根高司社長は「粉塵爆発の危険性を十分認識できていなかった。再発防止を徹底したい」と陳謝した。火災は印刷インキを紙に定着させる樹脂を製造する4階建て工場で発生。約5時間半後に鎮火した。

 事故調査委員会委員長の鈴木和彦岡山大名誉教授も出席。検証結果によると、樹脂の粒を容器に詰める際、粒同士の摩擦で帯電し放電によって容器内の樹脂の粉塵に着火した。ダクト内に飛び火し、周囲の粉塵を巻き上げながら次々と爆発し、工場内の可燃物に引火した。

 同社は粉塵爆発の危険性を認識しておらず、帯電や粉塵の発生を抑えるなどの対策を取っていなかった。

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