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女児殺害14年 在籍小で「命を考える集会」 

現場で献花し、手を合わせる市立富雄北小学校の野間勝弘校長(右)ら=平群町
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 奈良市で平成16年、市立富雄北小学校1年の有山楓(かえで)ちゃん=当時(7)=が誘拐、殺害された事件から14年を迎えるのを前に、同校では「命を考える集会」が開かれた。集会後には遺体の発見現場で関係者らによる献花が行われ、児童や住民は命の大切さを改めて胸に刻んだ。

 集会では野間勝弘校長(60)が全校生徒を前に、「楓ちゃんの事件後も、心ない大人が子供を傷つける事件や事故が後を絶たない。知識や知恵を身につけて、自分の命は自分で守るための力を高めてほしい」と訴えかけた。

 集会後には、各学年に分かれて道徳科目としての「命の授業」が行われ、児童は生きるということや、他人を思いやる気持ちについて学んだ。

 一方、楓ちゃんの遺体が発見された同県平群町の現場では、学校関係者や付近の住民が花束を供え、手を合わせた。

 富雄地区自治連合会の残田征紀(のこたせいき)会長(75)は、「見守り活動を続ける地域ボランティアは事件直後には200人以上いたが、減ってきている。事件を風化させないために、世代を超えた話し合いが必要だと感じている」と話した。

 集会終了後に献花に訪れた野間校長は、「子供たちがどんなときも冷静に、正しく判断できるよう育てるとともに、大人が子供の抱えている課題を知り、共有することも大事だ」と防犯への意識を新たにした。

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