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北の漂着船、最多の105件 海保、違法操業を警戒

 北海道小平町の砂浜に漂着した北朝鮮からのものとみられる木造船=11日(留萌海上保安部提供)
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 北朝鮮の漁船とみられる木造船などの漂着や漂流が相次いでいる問題で16日、海上保安庁が統計を取り始めた平成25年以降、最多となる105件が確認されたことが分かった。日本の排他的経済水域(EEZ)内で好漁場として知られる日本海の「大和堆(やまとたい)」周辺では、違法操業が相次ぎ、海保は警戒を強めている。

 海保によると、16日正午現在、今年に確認された北朝鮮の漁船とみられる漂着・漂流船は105件となり過去最多となった。うち5件で計12人の遺体を確認したが、生存者は見つかっていない。

 都道府県別では北海道が最多の41件。昨年の6件から大幅に増加した。

 大和堆周辺はイカなどの好漁場で北朝鮮漁船などによる違法操業が問題化。昨年も過去最多の104件の漂着・漂流を確認した。11月には北海道の無人島に上陸した北朝鮮船の男らが発電機などを盗んで摘発され、有罪判決を受けて強制送還される事件も起きた。

 季節風などにより例年、秋から冬にかけて漂着・漂流が増加する傾向がある。今年は日本海側へ抜ける台風が相次いだことが原因になった可能性もあるが、海保は「正確な原因は断定できない」としている。

 海保は「今後、さらに件数が増加する可能性もある。各地の漁協や、警察など関係機関と連携し、さらなる情報収集や警備の強化を進めたい」としている。

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