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殺人告白は「全く虚偽」 矢野死刑囚「目的は再捜査」

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 死刑が確定した後、別の2件の殺人事件への関与を告白し、殺人罪に問われた指定暴力団住吉会系元会長、矢野治(おさむ)被告(69)の裁判員裁判が16日、東京地裁(楡井英夫裁判長)で開かれた。矢野被告は被告人質問で、告白は「全く虚偽です」と述べ、目的は死刑判決を受けた事件などの再捜査で、死刑執行の先延ばしではないと主張した。

 矢野被告は平成15年1月に前橋市のスナックで4人が死亡した拳銃乱射事件の首謀者として殺人罪などに問われ、26年3月に死刑が確定した。

 矢野被告は初公判で、今回の殺人罪について無罪を主張。この日の被告人質問では、拳銃乱射事件の首謀者とされたことなどに納得がいかなかったと説明した。会社役員、斎藤衛さん=当時(49)=や不動産業、津川静夫さん=同(60)=の殺害に関与したとの告白をして新たに逮捕されれば「もう一度捜査してくれるんじゃないかと思った」などと話した。

 また「告白は死刑執行の先延ばし」との見方については「延命なんか全く考えていません」と否定。斎藤さんについては、事件数日前に殺害場所とされる組事務所の入り口まで連れて行っただけで、殺害していないと説明した。

 起訴状によると、矢野被告は8年8月、元組員ら3人=いずれも死亡=と共謀して津川さんを殺害し、10年4月には単独で斎藤さんを殺害したとされる。

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