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【太陽光発電は人を幸せにするか】(18) 事態を動かした知事の一声 つくば市民が筑波山の太陽光発電計画を止めたが…

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 自然公園法では、国立公園、国定公園などの「特別地域」で、工作物の設置、立木の伐採を行う場合、知事の許可が必要との規定があった。これを「阻止」に利用したのだ。

 計画を断念したいろは総商(茨城県土浦市)の坂入一己社主(74)が取材に応じた。

 「(沼田で予定していた)1万5千坪の土地が(太陽光発電から撤退したため)今でも遊んでいるよ。でも、反対派の中に知り合いがいて『あんたもつくば市民だろう? 計画を止めてくれ』って言われてね。反対されてまでやるもんじゃないでしょう。会議開いて『俺はやめた』でおしまい。やらないことにした。訴訟なんかに時間をかけてられないよ。不合理なことに時間と金を使うのはもったいない」

 茨城県は平成28年7月、筑波山などで太陽光発電や風力発電を禁じる条例を施行した。違反する恐れがある事業者に市が是正勧告をし、従わない場合は業者名を公表するという厳しいもの。もう自然公園法の「ウルトラC」を使わずとも、太陽光発電所の無秩序な進出は封じられた…はずだった。(WEB編集チーム 三枝玄太郎)

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