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【太陽光発電は人を幸せにするか】(18) 事態を動かした知事の一声 つくば市民が筑波山の太陽光発電計画を止めたが…

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 28年1月20日、国定公園外に太陽光発電所の建設を計画していた「センチュリーエナジー」(東京都千代田区)が説明会を開いた。渡辺さんらの姿勢に応じて、つくば市が同社に強く要請したものだった。

 「傾斜地をネットで覆い草地にして、土砂災害の防止を図っている」などと説明した。

 だが現地はすでに資材の搬入が終わり、樹木の伐採がされた後だった。

 「なぜ、住民に先に知らせなかったんだ」

 説明会は紛糾した。が、ときすでに遅し。

 4つの発電所の予定地は、すべて土砂災害警戒区域に指定されていた。

 1月21日、つくば市の職員も同行して、渡辺さんらの「筑波山の自然、生活を守る会」、NPO法人「つくば環境フォーラム」が茨城県の橋本昌知事あてに「許可には慎重に対応してほしい」などとする要望書を手渡した。このころには全国ニュースでも取り上げられ、つくば市の住民運動は俄然、注目されるようになった。

 こうした動きを受け、2月2日、国定公園内に建設を予定していた業者が計画を取り下げた。

 そして、2月25日、茨城県は国定公園内に建設を予定していた残り2事業者の太陽光発電所建設計画をいずれも不許可とした。

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