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生肉集団食中毒 2審もえびす元社長らの重過失認めず 東京高裁

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 平成23年にユッケなどを食べた客5人が死亡した「焼肉酒家えびす」の生肉集団食中毒事件の遺族らが、運営会社「フーズ・フォーラス」(東京、特別清算中)の元社長と元店長に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が7日、東京高裁であった。川神裕裁判長は「重過失は認められない」として、請求を退けた1審東京地裁判決を支持し、遺族側の控訴を棄却した。

 遺族側は、当時の国の衛生基準に沿って生肉の表面を削り取る「トリミング」をしなかった過失があるなどと主張していた。しかし川神裁判長は「基準は努力目標にすぎず、十分に周知されていなかった」などと指摘した。

 事件は23年4月、神奈川、富山、石川、福井の4県の6店舗で客約180人が食中毒を発症し、うち5人が死亡した。

 富山県砺波(となみ)市の店で食事をして亡くなった3人の遺族ら9人が同社や元社長らを提訴。1審判決は、衛生管理を怠ったとしてフーズ社に約1億6900万円の支払いを命じる一方、元社長らへの請求は棄却し、遺族らの一部が控訴していた。

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