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安田純平さん会見詳報(10)今後の紛争地取材は「全く白紙、分からない」

会見する安田純平さん=2日、東京都千代田区(荻窪佳撮影)
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 《内戦下のシリアで2015年6月に拘束され、約3年4カ月ぶりに解放されたジャーナリストの安田純平さん(44)が2日、日本記者クラブで行った記者会見は代表質問が終わると、質疑応答に移った。次々と、記者から手が挙がった》

 --(テレビ朝日)大変つらい経験をされたと思いますが、今後も紛争地での取材を続けるのでしょうか。その理由も教えてください

 安田さん「今現在、今後も行くかどうかは全く白紙です。分からないです」

 --(朝日新聞)最初の説明で、(15年にイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束、殺害された)後藤(健二)さんと以前仕事したことのあるガイドと知り合い、その人のつてで(案内人と)契約したということでしたが、結果的に、(シリアに)入ろうとした、あるいは、入った後にすぐに拘束されています。当初からだまされていた、計画段階から人質としてみられていた、と感じることはありますか

 「道案内人が1人で様子を見に行っている間に、私は別の方向に入ってしまったんですね。完全に私の凡ミスというか、自分でも考えられないようなミス。計画的とは考えにくいと思っていて、すべて仕組まれていたかというのは、どうかなと…」

 --(東京新聞)拘束した武装勢力と日本政府とのやりとりや接触について、政府からいつどんな説明を受けたのでしょうか

 「これは私の家族に対して、私が捕まっている間に説明がありました。(今年)9月11日に『来週、政府高官が現地に行って信頼できる人から情報を聞く予定である』と。その後、19日に家族がまた話を聞いて。(政府からの話の内容は)『体の状態はよい。食事は取れている。ただ、たくさんもりもりと食べるような状態ではない。しかし、精神的にはかなり疲れている』『彼らのトップと話ができている。拘束者はフーラッス・ディーンである。フーラッス・ディーンというのは、ヌスラ戦線(イスラム過激組織)の中から分離していって、外国人をかなり含む組織。ヌスラ戦線が脱アルカーイダ(国際テロ組織)に向かう中で、アルカーイダのような活動をさらに続けたい人々が集まっている組織。そこに身柄が移った。イドリブ県の西のあたりを動いている』『一般家庭の1部屋か2部屋を1人で利用している。家の周りのコンクリート塀が高くなって、それが精神的ストレスになっているかもしれない。身代金以外の解決の手段を探っている』というような話ですね」

 --(毎日新聞)紹介された案内人を信用したということだが、信用した根拠は何でしょうか。それが過ちだったと思うことはありますか

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