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安田純平さん会見詳報(7)「20日間のハンストで骨と皮に」

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 「たとえば座っていて、聞こえないようにつばを吐いても、音がすると壁をゴーンゴーンとたたかれ、私自身が聞こえないような音まで聞いていて、(拘束されている部屋の)両側で24時間ずっとこちらの音を聞いているという、非常に不気味な状態になりまして。ドアの小窓をあけて食事を持ってくるんですが、小窓の上とか下の隙間から中が見えるんです。ドアから50センチぐらいの範囲はカメラでずっと(見ている)。ドアに近づくと、盗み聞きをしているんです。なので、1・5メートルの範囲で生きていなければならない」

 「ひざをずっと曲げている状態。幅は1メートルしかないので、寝返りを打とうとすると、壁がある。それでまた、音がしてしまうんで、身動きが全然できない状態。転がっている状態で24時間です。これが始まったのが(2017年)8月頭からで、エスカレートして行き、10月、11月には身動きができなくなり、その間、水浴びは一切なしという状態です」

 「これはどう考えても不可能なことが分かったので、『飯は食わない』とハンスト(ハンガーストライキ)を始めたんです。『お前らの言う、一切動かないっていうのができれば帰せよ』ということで、食事が来ても一切受け取らない。その代わり、改宗してイスラム教徒になれば1日5回礼拝しなければならないので動けると。運動を全くしていなかったので。結局、20日間絶食状態で骨と皮みたいになりまして、脱水症状みたいになって、肌がかなりカサカサになって、つまむと戻らない。あおむけに寝ていると、胃が圧迫される。礼拝でも立っているだけで胃が圧迫される。立ちくらみのような状態で、かなり体力的に厳しい状態になってきました」

 「(ハンストを始めて)20日たった2018年の3月29日に彼らの代表者の部屋に移されて、『もう帰すから食え』『いまから20日くらいの間には日本に帰す』と言われました。その部屋にはウイグル人が2人いて、彼らと(一緒に)帰すと。その2日後に別の施設に移されました」

     =(8)に続く

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