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安田純平さん会見詳報(3)拘束部屋は「サウナ状態」、トイレは「1日2回」

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 「通訳からは『組織名は言わなくとも日本側はカネを払うだろうか』と言ってきたり、日本側とやりとりをしているようなことは言われました。それについて私は、日本政府はイスラム教スンニ派過激組織『イスラム国』(IS)に拘束された2人(湯川遥菜さん=当時(42)、殺害=と後藤健二さん=同(47)、殺害=に対して身代金を払うことはしていなかったので、私に対してもないはず。日本政府は対応を当然やるはずだと思っていたので、政府は時間稼ぎをしているのではないのか、と思っていました」

 「イスラム国の事件では(14年)11月に後藤さんが拘束され、12月にはご家族への脅迫があった。その後(15年)1月の末には脅迫ビデオという流れでしたので、本当に日本側が対応しているのであれば、組織名を聞くなりしながら時間稼ぎをしてもおかしくないなと思っていました」

 「その民家にいた間は、彼らからはゲストであると聞かされていたので、部屋にはテレビがあり、衛星番組を見ることができました。その地域にある発電機で電気を供給していて、1日6時間、長いときは10時間くらいテレビを見ることができました。(15年)7月半ばに一度窓をすべて閉められましたが、その後、観音開きの窓がひとつだけ開けられて。この時期は夏だったので、部屋の中はサウナのような状態。窓一つ開けることで、多少過ごしやすい状況になりました。民家ですので、部屋の中にトイレはありません。1日2回、彼らが食事を運んでくるときにトイレについていく。彼らが見張っている間にトイレを済ませてくるという具合ですね」

     =(4)に続く

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