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安田純平さん会見詳報(2)「おかしいと思いながらも…」偽ガイドにだまされた経緯語る

記者会見する安田純平さん=2日午前、東京・内幸町の日本記者クラブ(荻窪佳撮影)
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 《内戦下のシリアで2015年6月に拘束され、約3年4カ月ぶりに解放されたジャーナリストの安田純平さん(44)が2日に開いた記者会見。午前11時の開始から10分近くが経過し、安田さんによる拘束時の経緯の説明は、これまで明らかになっていなかった監禁に至るまでの生々しい様子に移っていった》

 安田さん「現地(シリア)に入る方法を探るため、現地の組織にいくつか当たる中で、日本人の知人から紹介されたシリア難民の小学校を運営している人々と知り合い、そこの難民の紹介で、今回、シリア入りするきっかけをつくってもらったガイドと知り合いました」

 《ガイドは、15年にイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に拘束、殺害された後藤健二さん=当時(47)=のガイドもしていたという》

 安田さん「(ガイドは)後藤さんがイスラム国に拘束され、動画が公開されたときに(抗議の意味で)『I AM KENJI』と紙を掲げて活動しており、彼も顔を出して活動していました。(ガイドは)トルコ(南部)のアンタキヤというところに住んでいたが、顔を出すのは一定のリスクがあった。そういうことを含め、私は彼を信用していました。彼が紹介してくれたシリア側の組織が反米武装組織でした」

 「(15年)6月22日、シリアに案内してくれる人物から連絡があり、国境に近いトルコの町に入りました。ガイドは自分の仕事があるので、兄が受け入れると言っていました。『兄は(武装組織の)司令官で、彼がお前の身元保証をする』と言っていました。国境の町からシリアに入り、ガイドのいとこの人物が車で迎えに来ているので彼の実家に行き、兄と合流するというのがシリア入りについての説明でした」

 「トルコからシリアへの入り方は、国境付近は山岳地帯なんだけど、夜陰にまぎれて入っていく、という方法でした。彼(案内してくれた人物)とシリアに入ろうとしたら、その辺りは多くのシリア人が出入りしていました。トルコ側の国境がかなり厳しい警備で、銃撃された人がいるというニュースもあった。入ろうとした場所は、多くのシリア人の出入りに利用されていました」

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