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寝屋川公判 突然土下座し涙、真意はどこに

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 「人が倒れている」。27年8月13日午後11時35分ごろ、大阪府高槻市の物流会社駐車場で、小柄な女性の遺体が見つかった。遺体は、あごから額にかけて布製の粘着テープが何重にもまかれ、鼻や口もふさがれていた。切り傷も左腕など多数に及んでいた。平田さんだった。

 平田さんは、12日夜から同級生の星野さんと一緒に行動していたとみられ、13日早朝には寝屋川市の商店街の防犯カメラに、2人の姿が写っていた。

 平田さんの遺体が発見される1時間前、駐車場近くの防犯カメラに軽ワゴン車が写っていた。この車は、事件直前に商店街近くを走行していた。大阪府警は徹底的にマーク。所有者を山田被告と割り出した。

 21日午前1時15分ごろ、府警は大阪市内でこの車を確認。追跡すると柏原市内の竹林へ向かった。付近を調べた捜査員が同日午後7時35分ごろ、星野さんの遺体を見つけた。顔などに粘着テープが巻かれていた。

  *  *  *

 未成年者を連れ去って、粘着テープで体を縛る。似たような事件が16年前に寝屋川市であり、逮捕されたのが山田被告だった。

 中学生男子にナイフを突きつけて脅迫。車の中で手足を縛り、目や口も粘着テープでふさいで、数時間にわたって監禁したという事件だった。

 今回の殺害事件のころ、山田被告は契約社員として、福島県で、東京電力福島第1原発事故の除染作業に従事していた。だが、2人の足取りが途絶えた27年8月13日前後、山田被告は盆休みを利用して大阪に戻っていた。捜査当局は山田被告がこの際、事件を起こしたとみている。

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