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20年前の殺人で容疑者特定、死亡の男を書類送検 栃木

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 栃木県警は24日、平成10年に同県国分寺町(現下野市)で工務店経営者の男性=当時(52)=を包丁で刺して殺害したとして、殺人の疑いで、13年に60歳で死亡した宇都宮市の男を同日付で宇都宮地検に書類送検したことを明らかにした。県警は男の氏名を明らかにしていないが、捜査関係者によると、韓国籍の蒋米内容疑者。

 書類送検容疑は、10年2月28日午前7時40分ごろ、同町小金井の工務店経営、倉井建男さんの事務所兼住宅で、倉井さんの背中や腹などを刃渡り23センチの柳刃包丁で数十回刺して殺害したとしている。死因は失血死。蒋容疑者は以前、倉井さんの経営する工務店の従業員だった。

 蒋容疑者は同年10月、別の強盗傷害事件で逮捕され、取り調べ中に倉井さん殺害への関与を示唆していた。その後、懲役4年6月の刑が確定、服役中の13年2月4日に病死した。

 県警によると、DNA型の再鑑定などを進めていたところ、押収した靴に付着した血痕のDNA型が倉井さんのものと一致した。

 県警によると、当時、蒋容疑者の証言により、宇都宮市のアパートから凶器とみられる包丁が見つかったが、包丁からは証拠を得られなかったという。

 県警は「今後は初動捜査からしっかり証拠固めし、早期摘発に努める」としている。倉井さんの遺族は「20年という長い月日が過ぎた今、事件の真相を知り、悲しみを新たにしている。亡き父の冥福を静かに祈ることしか考えられない」とコメントした。

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