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免震データ改竄、千葉県は鎌ケ谷市庁舎など36カ所

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 油圧機器メーカーのKYBが免震・制振装置に関する性能検査記録データの改竄(かいざん)をしていた問題で、千葉県でも浦安市や鎌ケ谷市、市原市などの5市の6庁舎で不正なデータを使用した不適合な免震装置が設置されていたことが17日、明らかになった。県などが発表した。

 不正の疑いを含め、公共施設8件、民間の建物28件の計36件。内訳は千葉市8件▽市川市7件▽浦安市5件▽習志野市と柏市各2件▽市原、鎌ケ谷など10市が各1件。設置場所が不明のものも2件あるという。各自治体では突然の出来事に確認や対応に追われた。

 浦安市では市庁舎(11階建て)に使用している免震用オイルダンパーがKYB子会社のカヤバシステムマシナリー社製で不適合な免震装置であることが判明。国土交通省は「建物の安全性については震度6強から7程度の地震に対して倒壊する恐れはないとの見解を第三者機関から得ている」とするが、市の担当者は「多くの市民が利用し、防災拠点となる市庁舎において不正がなされたことに強い憤りを感じる。速やかな構造安全性の検証と製品の交換を求めていく」としている。

 鎌ケ谷市も市役所本庁舎(6階建て)の免震装置に該当する免震オイルダンパー8基が使用されていたことを明らかにした。市によると、同市役所では旧庁舎の上層階をそのまま残し、地下部分に免震装置を取り付ける耐震性の強化工事を平成27年3月~29年6月に行い、建物の下にオイルダンパーを入れる工事は29年3月ごろ行われたという。

 免震工事の施工は大成建設で、オイルダンパーなど個々の装置について市は関知していないといい、どの程度の問題があるのか早急に調べるとしている。

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