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ツイッター不適切投稿の判事に戒告 分限裁判で最高裁大法廷「表現の自由の限度逸脱」

東京高裁の岡口基一判事
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 ツイッターの不適切な投稿で裁判の当事者の感情を傷つけたとして、東京高裁から懲戒を申し立てられた民事部の岡口基一判事(52)の分限(ぶんげん)裁判で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は17日、戒告とする決定をした。14人全員一致の結論。インターネットへの投稿を理由に裁判官が懲戒を受けるのは初めて。

 岡口氏は「表現の自由の侵害」などと主張していたが、大法廷は決定理由で、投稿について「表現の自由として裁判官に許容される限度を逸脱したと言わざるを得ない」と指摘。懲戒対象となる「裁判官の品位を辱める行為」に当たると判断した。

 岡口氏は17日夜、都内で記者会見し「事実認定がおかしい」と決定を批判。ツイッターへの投稿を続ける意向を明らかにした。

 岡口氏は5月、犬の返還をめぐる訴訟について報じるインターネット記事のURL(ページにリンクするための文字列)を引用した上で「え?あなた?この犬を捨てたんでしょ?」などと投稿。高裁は7月、「当事者の感情を傷つけた」として懲戒を申し立てた。

 平成26~28年には、裸の上半身を縄で縛られた男性の画像や、「自分の裸写真とか、白ブリーフ一丁写真とかも、どんどんアップしますね」などの文章を投稿。高裁から口頭で厳重注意を受けた。東京都江戸川区で女子高生が殺害された事件についても不適切な投稿をしたとして、今年3月に厳重注意を受けた。決定は「その際、深く反省していると述べたのに、今回の投稿に及んでおり強く非難されるべきだ」とした。

 東京高裁は「遺憾であり、重く受け止めている」とコメントした。

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