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養父刺殺事件、懲役10年求刑 宇都宮地裁

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 養父を包丁で刺して殺害したとして殺人の罪に問われている宇都宮市の派遣社員、田仲裕之被告(32)に対する裁判員裁判の論告求刑公判が17日、宇都宮地裁(二宮信吾裁判長)で開かれ、検察側は懲役10年を求刑し、結審した。判決は22日に言い渡される。

 公判は殺意の有無が争点となった。検察側は論告求刑で「包丁は被害者の体にまっすぐ刺さっており、もみ合いの中で偶然刺さった傷とは言い難い。被告は飲酒していたが、量は多くなく、自分の行為を認識できなかったともいえない」として、殺人罪に当たると主張した。一方、弁護側は「養父に強い言葉をかけられ、飲酒も重なって興奮状態となり、包丁を持ち出した。骨に損傷がないなど強い力で刺したのではなく、体への傷は1カ所。殺意があったとはいえない」として、傷害致死罪を適用し、懲役4年が相当とした。

 田仲被告は最終陳述で「父のみならず、周りの人にも迷惑をかけた。申し訳ない」と述べた。起訴状によると、今年4月11日、同居する養父、同市消防局消防士長、俊昭さん=当時(53)=の腹部を包丁で刺し、殺害したとされる。

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