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“風台風”が巻き起こす塩害、各地に爪痕なお 紅葉シーズン控えイチョウにも被害

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 台風通過直後には、各地で電線から火花が出る被害が確認された。電力中央研究所(東京)の本間宏也上席研究員によると、風で飛散した海水の塩分が電柱に電線を固定する「碍子(がいし)」と呼ばれる電気を通さない部分に付着。その後の湿気で電気を通しやすい塩水がついた状態となり、ショートした可能性が高いという。

 京成線でも送電線から出火、長時間運休するなどし、約50万人に影響が出た。京成電鉄によると火災は海から離れた塩害対策をとっていない場所だけでなく、対策済みの地点でも発生。担当者は「今後調査を踏まえて対策を検討していきたい」としている。

農作物や車も…

 被害は今でも多方面に及ぶ。JA千葉中央会によると、千葉県内では沿岸部のほかに内陸部でも被害を確認。葉が枯れるといった直接被害のほか、土に浸透した塩分による生育への不安もあり、すでにニンジンなどの生育不良も確認。関係者は「植え直しも考えなくてはならないし、被害の全容も見えない」と訴える。

 洗車場でも異変が出ている。台風の通過直後から、週末になると車列が絶えない。東京都江戸川区の男性会社員(45)は新車の納車直後に台風が通過。すぐに車体を洗い流したが、内部への影響も心配だという。「納車日をずらせばよかった」と悔いる。

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