特定動物のイヌワシが民家から逃げる 茨城・稲敷
茨城県は12日、同県稲敷市の民家から、国の特定動物に指定されているイヌワシ1羽が10日午後に逃げ出し、見つかっていないと発表した。県生活衛生課によると、飼い主は飼育許可を得ており、イヌワシが人を襲う可能性は低いという。
同課によると、逃げたイヌワシは体高約70センチで、翼を広げると約180センチ。足環と両足に約20センチのロープを付けている。10日午後3時ごろ、飼い主がイヌワシの爪を切った後、おりに戻そうとした際に転倒し、逃げられたという。
同課は「イヌワシは鋭い爪やくちばしを持つので、見つけたら近寄らず、警察に通報してほしい」と呼びかけている。