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松橋事件、再審開始へ 最高裁が特別抗告棄却 逮捕から33年

宮田浩喜さん
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 熊本県松橋(まつばせ)町(現宇城市)で昭和60年、男性=当時(59)=が刺殺された「松橋事件」で殺人罪などに問われ、懲役13年が確定し服役した熊本市の宮田浩喜さん(85)の再審請求特別抗告審で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は検察側の特別抗告を棄却する決定をした。再審開始を認めた熊本地裁の決定を支持した福岡高裁決定が確定する。決定は10日付。4裁判官全員一致の結論。逮捕から33年を経て、地裁でやり直しの裁判が行われる。

 宮田さんと犯行を結びつける直接証拠は「自白」しかなく、事件では自白の信用性が争点となっていた。

 宮田さんは、凶器の小刀に血液が付着しないようシャツの袖を切った布を巻いて犯行後に燃やしたと自白したが、シャツ片が燃やされずに残り、血も付いていなかったことが判明した。弁護団は小刀の形状と遺体の傷痕が一致しないとする鑑定書を「新証拠」として提出。再審請求審で熊本地裁は「自白に疑義が生じており、確定判決の有罪認定に合理的な疑いが生じた」と判断し、再審開始を認める決定をした。

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