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7日間の浜松大停電、複合要因で発生

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システムを停止

 東海地方を南西から北東に横切った台風24号の進路は、中部電力にとって最悪のコースだった。風が強い台風の東側に位置し続けたことで長時間にわたって強風にさらされ、東海地方に近づくにつれて台風が速度を上げ、風速が大きくなったことも災いした。

 同社によると、強風による倒木や断線、漏電などで、同県内に張り巡らされた送電回線の約6割が損傷した。最大で1日当たり2740人の作業員を県内外から呼び集め、損傷場所の点検と復旧工事を急いだものの、点検のたびに不具合の件数が増える状況が続いて「単純に設備の損傷数に人員が追いつかなかった」(担当者)という。

 通常の停電時だと、損傷場所や原因が特定される前であっても、電力会社は安全なエリアから少しずつ送電して停電範囲をできるだけ抑えるシステムを作動させる。だが今回は、万が一の感電事故を防ぐため、同社はこのシステムをストップする措置を取っていた。

 このため、停電が起きれば作業員が電線を1本ずつ目視で点検して、損傷の有無を確認する必要が生じ、復旧が長期化する一因となった。道路が寸断されて作業員が現場に近づけなかったり、他県からの応援要員の集結が遅れたことも復旧の遅れに拍車をかけた。

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