PR

ニュース 社会

トルコ捜査当局、サウジ領事館を捜索へ 反体制ジャーナリスト行方不明

サウジアラビア人の著名記者ジャマル・カショギ氏=2011年1月、スイス・ダボス(AP)
Messenger

 【カイロ=佐藤貴生】サウジアラビアの反体制ジャーナリストがトルコのサウジ領事館に入ったまま行方不明になった事件は、発生から1週間以上が過ぎ、欧米や国連が懸念を表明する異例の事態となっている。

 行方不明になっているのはサウジ人のジャマル・カショギ氏。身の危険を感じて昨年、米国に移住し、2日に書類手続きのためトルコの最大都市イスタンブールにあるサウジ領事館に入った後、消息が途絶えた。

 サウジ側は失跡への関与を否定しており、トルコ捜査当局はサウジ側の了解を得たとして、領事館を捜索する方針を示している。

 トルコや米国では報道合戦が激化している。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、カショギ氏を捕まえる計画を話し合うサウジ高官の会話を米情報当局が傍受していたと伝えた。

 トルコメディアなどによると、捜査当局はカショギ氏は領事館で殺害されたとの見方を強める半面、拘束され連れ去られた可能性もあるとみているという。

 カショギ氏が失跡した2日、サウジ人15人が2グループに分かれて空路で現地に到着して領事館に入り、その日のうちに出国していた。スモークガラスで覆われたバンが領事館を出入りしており、当局が関心を寄せているもようだ。

 トランプ米大統領は9日、サウジ側高官とこの問題を話し合う意向を表明。国連当局者も同日、殺害されたのなら「実に衝撃的だ」と述べたほか、英仏両国も事態を重視する姿勢を示している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ