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郵便業務をゆるがしたDM汚職 横浜地裁で進む公判 事件を振り返る

土浦郵便局を家宅捜索して押収物を運び出す捜査員ら=6月21日、茨城県土浦市
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 郵便局の幹部がダイレクトメール(DM)発送を代行する会社から、発送料金を安くした見返りに飲食接待を受けていた-。今年2月に神奈川県警捜査2課が摘発した県内の郵便局職員に端を発する汚職事件は、同様の構図で同県外にも波及し、芋づる式に逮捕、起訴された被告らの公判がいままさに開かれている。甘い誘いに目がくらんだ郵便局員と、ボロもうけをもくろんだ業者。両者が作り出した一連のスキャンダルを振り返る。

 横浜市の青葉郵便局元郵便部長、長谷川彰被告(52)がDM発送代行業者「ティーティーオー」(東京)から、持ち込んだDMの過少申告を黙認する見返りにキャバクラなどで接待を受けたとして、日本郵便株式会社法違反(加重収賄)などの容疑で同県警に逮捕されたのは、2月15日のこと。長谷川被告は公判で正規料金の約1割でDMを受け付けていたなどとする起訴内容を認め、横浜地裁は9月6日、懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。

 ■飲ませ食わせ…

 ところが、この事件は序章に過ぎなかった。その後の捜査で、神奈川、茨城両県警の合同捜査本部は長谷川被告と同様、不正に目をつむる代わりに接待を受けていたとして6月21日、同法違反容疑で茨城県の土浦郵便局元課長、田中則男被告(61)と同郵便局の課長、八尾敏男被告(46)を逮捕したのだ。

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