PR

ニュース 社会

贈賄業者との「危うい関係」 文科省報告書で接待攻勢の実態浮かぶ

事務次官らが辞任した文科省=21日午後、東京都千代田区(飯田英男撮影)
事務次官らが辞任した文科省=21日午後、東京都千代田区(飯田英男撮影)

 文部科学省幹部が絡む贈収賄事件を受け、戸谷(とだに)一夫事務次官(61)と高橋道和(みちやす)初等中等教育局長(57)が21日、引責辞任した。省内調査の第1次報告書からは、戸谷氏ら幹部が次々と便宜供与を期待して官僚らを抱き込む「霞が関ブローカー」の接待に応じていた実態が浮かび上がった。事務次官の引責辞任は2代連続。規律意識の低さが改めて問われそうだ。

 報告書は弁護士ら外部有識者による調査・検証チームが幹部職員らへの書面調査や聞き取りなどでまとめた。贈賄罪などで起訴された医療コンサルタント会社元役員の谷口浩司(こうじ)被告(47)との会食を認めたのは、戸谷氏と高橋氏、義本博司高等教育局長(56)、柿田恭良(やすよし)総務課長(53)ら計9人。戸谷氏ら処分された4人はいずれも前国際統括官の川端和明被告(57)=収賄罪で起訴=を介して谷口被告の接待を受けていた。

 戸谷氏は文部科学審議官在任中の平成27年10月、東京・四谷の飲食店で川端被告や谷口被告を含む計7人で会合。6人が銀座のクラブで2次会に参加した。費用は1人計6万円を上回る程度とみられ、戸谷氏と川端被告は負担しなかった。チームは「戸谷氏への供応接待」と判断。社会通念上認められない高額接待と結論付けた。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ