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【北海道震度7地震】観光「長い闘いに」 余震不安で客足戻らず

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【北海道震度7地震】
観光「長い闘いに」 余震不安で客足戻らず

地震の影響で8日遅れの開催になった北海道最大規模の食の祭典「さっぽろオータムフェスト2018」。客足は前年と比べ微減している=札幌市中央区の大通公園 地震の影響で8日遅れの開催になった北海道最大規模の食の祭典「さっぽろオータムフェスト2018」。客足は前年と比べ微減している=札幌市中央区の大通公園

 北海道で最大震度7を観測した地震で、観光への影響が深刻化している。余震への懸念から主に道外や海外からの客足が遠のいており、関係者からは「特効薬はない」との声も漏れる。地震発生から10日が過ぎた16日は3連休の中日となり、一部の被災自治体が食のイベントなどを通じて復興をアピールしたが、成果は今一つ。“観光大国”の姿を取り戻すには時間を要しそうだ。(中村翔樹)

 「宿泊予定の全員からキャンセルの連絡が入った日もあった」。20床のベッドがある札幌市北区のゲストハウス「Wagayado 晴」の代表、粕谷勇人さん(26)は苦笑する。

 ゲストハウスは地震当日の6日午後2時ごろには電気や水道が復旧。食料確保などのため7人のスタッフ総出で対応にあたっていたとき、鳴り始めたのがキャンセルを求める無数の電話だったという。

 当初は「そちらに行く交通手段がない」という「仕方がない理由」(粕谷さん)が大半。しかし、一時閉鎖されていた新千歳空港や高速道路などの回復が進んだ先週以降になっても客足は戻らなかった。外国人や、北海道以外の地域に住む日本人を中心に、余震への心配が根強いという。

 ベッドの稼働率は現状50~60%。2年前のオープン以来、観光需要が高まる9月は90%台で推移してきただけに、影響は顕著だ。札幌市内に30軒ほどあるゲストハウスはどこも同程度の落ち込みだといい、粕谷さんは「今すぐ改善できるものではない。細く長く、正しい情報をしっかり伝えていく努力を続けていくしかない」と話す。

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