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【北海道震度7地震】北海道を助けたい 3連休、ボランティア奮闘

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【北海道震度7地震】
北海道を助けたい 3連休、ボランティア奮闘

北海道厚真町のボランティアセンターに集まった大勢の人たち=15日 北海道厚真町のボランティアセンターに集まった大勢の人たち=15日

 北海道で最大震度7を観測した地震で、36人が死亡するなどした厚真町では復旧が急がれる中、民家が点在し近隣住民の手が不足する地域では、高齢者を中心に作業の遅れがみられ、被災者に疲労の色がにじむ。こうした中、15日の3連休初日を迎え、ボランティアの活動が本格化。「力を借りて早く日常を取り戻したい」。被災者らの期待は高まる。(中村翔樹)

震災復興に遅れ

 「1週間、何とか1人で片付けようとしていたけど、ほとんど進まなかった。それが驚くほどきれいになった」

 厚真町の中心部から車で20分ほどの田園地帯にある富里地区。農家の田浦隆さん(76)は15日、ボランティアが片付けを終えた自宅内を眺め目を見張った。

 10年以上前から1人暮らしで、周辺にほかの民家や商業施設などはなく、広大な田園地帯に自宅だけがぽつんと建っている。

 地震の揺れでは、風呂場に続く廊下をふさぐようにタンスが倒れ、入浴できなくなった。余震を恐れ玄関により近い居間のソファで休むようにしたが、疲労は日増しに濃くなっていたという。この日、5人組のボランティアグループがタンスを移動してくれた。「これでようやく体を洗える。久しぶりに人と話もできて安心できた」と涙ぐんだ。

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