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豪雨災害2年、復興へ「一丸で」 岩手・岩泉で慰霊式

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豪雨災害2年、復興へ「一丸で」 岩手・岩泉で慰霊式

台風10号犠牲者の追悼慰霊式で、涙ぐむ遺族の女性=30日午後、岩手県岩泉町 台風10号犠牲者の追悼慰霊式で、涙ぐむ遺族の女性=30日午後、岩手県岩泉町

 平成28年の台風10号の豪雨災害から2年を迎えた30日、24人が犠牲となった岩手県岩泉町で追悼慰霊式が営まれ、住民ら約280人が黙祷(もくとう)して犠牲者を悼んだ。同町ではいまだ約240人が仮設住宅で暮らしており、復興は道半ば。中居健一町長は式辞で「迅速な復旧に向け、一丸となって取り組む」と誓った。

 岩手県では、関連死を含め26人が死亡、1人が行方不明となった。約3千世帯の住宅が全半壊し、被害総額は1430億円に上った。県内で被災した道路や河川などの公共土木施設は約1900カ所におよび、復旧工事が完了したのは約4割にとどまるという。

 特に岩泉町では、小本川の氾濫で高齢者グループホームの入居者9人全員が犠牲になるなど、甚大な被害が出た。家を失った人も多く、町は災害公営住宅の建設を進めており、早ければ来年2月ごろから入居が始まる。

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