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居合道昇段で金銭授受 八段審査で数百万円、接待も 内閣府が調査

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 こうした現金や物品の授受は長年、常態化していたとみられ、産経新聞の取材に複数の関係者が関与を認めた。かつて仲介役として受審者から現金を預かり八段に合格させようとした九州地方の男性は「事実上、金で段位や称号を買うシステムだった。実力だけで合格した人はほとんどいないのではないか」と証言した。

 全剣連側も半ば黙認していたとみられるが、約2年前に金銭授受をめぐるトラブルがあり、実態を調査。関係者への聞き取りを進めた結果、「審査に近接した時期に金銭を授受する不適切な慣行が古くから存在した」と認定した。

 その後、昨年11月になって、関与者へ段位・称号の自主返納や口頭注意の処分をしたが、このうち元審査員ら大半は「金銭授受を素直に認め、深く反省している」として処分の執行を猶予している。

 不正合格をめぐっては、連盟会員の男性が今年6月、内閣府公益認定等委員会に告発状を提出。同委員会は、全剣連が加盟し、連盟の監督権限がある日本オリンピック委員会(JOC)などから事業報告書の提出を受け、精査している。

 全剣連は「慣習は事実だが、審査員の氏名が事前に漏れないよう情報管理を徹底するなど、各種対策はすでに実施している」としている。

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