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恵庭女性殺人、元同僚釈放 懲役16年の刑期終え

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恵庭女性殺人、元同僚釈放 懲役16年の刑期終え

大越美奈子さんの出所後、取材に応じる伊東秀子弁護士=12日午前、札幌市 大越美奈子さんの出所後、取材に応じる伊東秀子弁護士=12日午前、札幌市

 北海道恵庭市で2000年3月に女性会社員が焼かれた遺体で見つかった殺人事件で、殺人と死体損壊の罪で服役していた元同僚の大越美奈子さん(48)が刑期を満了し、札幌刑務支所から12日、釈放された。

 大越さんは00年5月の逮捕時から一貫して無実を主張したが、札幌地裁は03年、被害者の携帯電話の位置情報と大越さんの足取りがほぼ一致するなどの状況証拠から有罪を認定、懲役16年の判決を言い渡した。札幌高裁、最高裁も支持し、06年10月に判決が確定した。

 大越さんは12年、遺体が焼かれた状況に関する判決の事実認定は誤りだと主張し、再審請求したが退けられた。17年に2度目の申し立てをし、今年3月、地裁に棄却され即時抗告した。日弁連は「冤罪の疑いがある」として再審請求を支援している。

 確定判決によると、大越さんは00年3月、交際男性を巡るトラブルから恵庭市か千歳市周辺で同僚だった橋向香さん=当時(24)=の首を圧迫して殺害し、恵庭市の市道上で灯油をかけて焼いたとされる。

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