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【防災ヘリ墜落】視界悪化か…現場付近での急旋回判明 専門家、エンジントラブルの可能性も指摘

群馬県の防災ヘリコプターが山中に墜落し、機体残骸を調べる県警の捜査員ら=11日午後、群馬県中之条町
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 群馬県の防災ヘリコプターが同県中之条(なかのじょう)町の山中に墜落し、乗員9人全員が死亡した事故で、衛星利用測位システム(GPS)を使ってヘリの現在位置を把握する「動態管理システム」により、ヘリが墜落現場付近で急旋回していたことが、分かった。現場は当時、天候が悪化していたとみられ、低空飛行をする事故機が目撃されている。専門家は、視界の悪化やエンジントラブルで急旋回し、木々に接触するなどした可能性を指摘する。

 県によると、動態管理システムはヘリに搭載した機器から現在地のGPS情報を20秒おきに発信し、県防災航空隊(前橋市)のパソコン画面で飛行ルートを逐次確認できる。

 墜落したヘリは10日午前9時15分に前橋のヘリポートを離陸。同28分に西吾妻(にしあがつま)福祉病院に寄り「(同病院に)到着した」と地元の消防本部に無線連絡があったのが最後の交信だった。その後、長野県境を北上し稲包山(いなつつみやま)付近で折り返す予定になっていたが、GPS情報では同59分に折り返し地点より手前で急旋回し、10時1分に発信が途絶えた。

 現場付近では当時、雲が山にかかるほど空を覆い、濃霧も発生していたとの目撃がある。また、機内の乗員が見えるほどの低さで飛んでいたという情報も寄せられた。

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