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【防災ヘリ墜落】「『ババババ』と爆音」「ものすごい低空飛行」…最後の30分間に何が起こった

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 付近の横手山頂で宿泊施設を経営する高相重信(たかそう・しげのぶ)さん(78)は、同時間帯に目撃したヘリについて「回転のリズムが遅くなり、聞いたことのない鈍い音に変わった」と証言。長野県で山岳救助に携わった経験があり、「仲間のような存在がこのような事故に遭ってしまい残念だ」とした。

 一方、救助隊員らは陸上から現場に踏み入るのは難しいため、ヘリで上空から降り立ち、捜索に当たった。最も山頂に近い場所にヘリの胴体部分があり、やや下った場所にプロペラが散乱していた。胴体近くの地面は黒く焦げた後があり、周囲には墜落したヘリがなぎ倒したとみられる木々が生々しく残っていた。

 情報収集が思うようにいかず、群馬県が記者会見を開いたのは午後3時45分になってからだった。

 担当者によると、ヘリは県が整備した登山道「ぐんま県境稜線(りょうせん)トレイル」が新たに開通するのに伴い、危険箇所の有無などを上空から視察するために現場付近を飛行していた。視察は地元の吾妻(あがつま)広域消防本部が県側に依頼したという。

 ヘリは午前9時15分に群馬ヘリポート(前橋市)を出発し、途中で病院などに寄って1時間半後に帰還する予定だった。

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