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【防災ヘリ墜落】最後の30分に何が 現場付近で爆音響かせた低空飛行目撃も

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【防災ヘリ墜落】
最後の30分に何が 現場付近で爆音響かせた低空飛行目撃も

山中で発見された群馬県の防災ヘリコプター「はるな」の残骸=10日午後2時40分、群馬県中之条町(共同通信社ヘリから) 山中で発見された群馬県の防災ヘリコプター「はるな」の残骸=10日午後2時40分、群馬県中之条町(共同通信社ヘリから)

 うっそうとした山の斜面で、生い茂る木々の隙間に見える大破した機体-。群馬県中之条(なかのじょう)町で10日に発生した9人乗り県防災ヘリコプターの墜落事故は、搭乗者のうち2人が死亡、6人が容体不明で、残る1人の安否も確認できない惨事となった。現場付近では異様に低い高度を飛ぶヘリの目撃もある。最後の無線連絡からヘリの現在地情報が途切れるまで約30分に、いったい何が起こったのか。

 山深い斜面にある墜落現場。陸上から現場に踏み入るのは難しいため、救助隊員らはヘリで上空から降り立ち、捜索に当たった。

 コックピットとみられる部分は確認できるものの機体は大破しており、墜落したヘリがなぎ倒したとみられる木々が生々しく残る。

 「普通のヘリコプターと違う『ババババ』という爆音がした」

 現場に近い長野県山ノ内町の渋峠(しぶとうげ)ホテルの児玉英之専務(46)は午前10時ごろ、あわててホテルの玄関に出たという。空を見上げると、「ものすごい低空飛行で白いヘリが飛んでいた。手が届くような低さで明らかに普通じゃない。何かの撮影か捜索なのかと思った」と話した。

 情報収集が思うようにいかず、群馬県が記者会見を開いたのは午後3時45分になってから。

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